渡辺多恵子:風光る
誰でも読めば
新選組が好きになる漫画。
少女マンガでコメディな新選組って、なかなかないよね。
すごく好きな作品ではありますが、歴史テンポよりも恋愛テンポが弾みすぎちゃって、
本編が遅々として進まぬ・・・。歴史好きとしてはなかなかじれったい^^;
【あらすじ】
時は幕末。文久3年(西暦1863年)の京都。
富永セイは、兄と父を「幕府を倒し天皇政治を起こそうとする長州勤皇派」に殺されてしまう。
仇を討とうと考えたセイは、長州勤皇派に対立して兄が入隊したかった、壬生浪士組の入隊試験を受けた。
そのために、名前を神谷清三郎とかえ、性別も男と偽った。
なんとか入隊を許され、副長助勤の沖田総司の下に付くことができた清三郎。
ところが、まわりはケダモノのような浪士だらけ。頼りにしていた沖田総司も自分が考えていた人物とはちがっていて幻滅してしまう。
沖田総司だけではなく壬生浪士組自体、あてにならないと思い、夜にこっそり抜けだそうとした清三郎はそこで…!?(出版社紹介)
「燃えよ剣」で
新選組が大好きになり、友人に進められるまますぐさま手にした
新選組漫画。
女の子が男装して・・・というのはありふれた手ですよね。
でも、それはあくまでもショートカットにしてむりやり「かわいい男の子」になるしかないものだと思います。
それを・・・
月代そっちゃうなんて!セイちゃん!?
描き込みすぎない絵と、勢いのよい主人公。とても読みやすいです。歴史のこと、
新選組のことがわからないという方への入り口としてはとても親切ですよ。
しかも、史実だけじゃなく、当時の風俗をとてもよく調べて取り入れているので、
新選組が教科書の中の存在ではなく、一気に身近な存在になってくれます。 そのあたりの書き方はうまいです。
セイの武士としての成長
↓
歴史の変化・幕末の動乱
↓
隊内の恋愛模様
という順で、恋愛にばかり偏っていっている気がするので、
この先の
新選組の顛末をどうやっていくのかが気になります。
もう20巻以上いってて、まだ分裂もしてませんから。
これから、歴史の激動をメインに恋愛も動いていくことが理想ですね。
「池田屋での総司喀血は虚構!」ということは私も納得。
22歳で発病して、27歳まで生きているとは思えないもの。
しかし、総司はまだ結核にかかる気もない・・・。
その時がいったいいつなのか!?
新選組の顛末を知っているだけに、今後の展開が気になってしまいます。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2008/02/28(木) 09:09:38|
- 漫画
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